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WindowsユーザーのためのPuppy Linux入門

はじめに

この小文はそれほどコンピュータに詳しくないWindowsユーザーがPuppy Linuxを初めて操作する際の手引きとなることを目的としたものです。Puppy Linuxの導入に関する説明等についてはパピーリナックス日本語版をご覧ください。なお、ここでは主にPuppy3.01日本語版を使って説明しています。
世の中のPCユーザーのほとんどはWindowsユーザーですが、そのほとんどは好き好んでWindowsを使うようになったというよりも、会社や学校で使っているからそうなってしまった、という人たちです。一方、Linuxユーザーは少数派ですが、自発的にLinuxを選択した人たちがほとんどで、コンピュータの専門家集団でもあります。したがって、数は多いけれども、平均的なWindowsユーザーのコンピュータに関する知識や能力といった面では平均的なLinuxユーザーとは比べものにならないくらい劣っています。かくいう私も平均かそれ以下のWindowsユーザーでした。平均的なWindowsユーザーからすれば、GUIとかCUIとかコンソールとかコマンドとかいうコトバが飛び交っている状態のLinuxというのはとても近寄りがたいものです。しかし、Linuxユーザーはそれが当たり前だと思っています。そのあたりに、いつまでたってもLinuxがWindowsに追いつけない(追いつくことを目的としないのかもしれませんが)、というかいつまでもWindowsがのさばっている理由があるように感じます。
そんなLinuxの中でPuppyは革命かもしれません。軽量OSとは、巨艦巨砲主義のMicrosoft社(もはや社名が事業を表していませんが)の対極にある考えです。しかも、Barry Kaulerさんは誰もが頭や技術を使わずに普通に使えるOS(それはWindowsの思想でもあるのですが)を目指しています。Windows Vistaがその巨体ゆえ自滅するのであれば、小さなPuppyがその受け皿になる可能性は大きいでしょう。しかし、その道のりはまだまだです。普通の人には、まだまだとっつきにくいPuppyを少しでも身近なものにするのがこの文章の目的です。
かつて、Windowsがそうであったように、近い将来、Puppyのデスクトップから"端末"のアイコンが消え、ほとんどの人がコマンドなど知らずにPuppyを操作する、いや、Puppyなるものも意識しないでPCに触れる時代が来ることを願っています。

第1章 Puppyの基本操作 

1-1 デスクトップ編

ILOVEPUPPY1-1a.jpg


Puppyを起動させると図1-1のような画面が現れます。左側にアイコンが並んでいます。Windowsのものと似ているものもあれば、よく分からないものもあります。ブラウザ、メール、表計算、ワープロといったものはWindowsでは、インターネットエクスプローラ(IE)、アウトルックエクスプレス(OE)もしくはウィンドウズメール、エクセル、ワードもしくはオフィスといったアプリケーションソフトに相当するものだと類推できるでしょう。実際、その通りですが、Puppyに入っているアプリケーションソフトはWindowsのものとは別のもので機能はよく似ていますが、違うところもありますし、エクセルで作ったデータをPuppyの表計算ソフト(gnumeric)ではそのままでは利用できないということも起こりますが、それは同じWindowsで動くソフトでもエクセルとオープンオフィスの間ではうまくいかないというのと同じことです。
さて、では、"ホーム"とか"ドライブ"、"端末"とは何でしょうか?特に"端末"とは聞き慣れない、と言うか変な響きです。端末とはネットワークの先っぽというくらいの意味で、言ってみればPC自体が端末であるはずですが。"端末"だけでも妙なのに、"日本語端末"なんてものまであります。多分、多くのWindowsユーザーには馴染みの無いものでしょう。試しに”端末"のアイコンにカーソルを合わせて、1回だけクリックしてみてください。Puppyでは原則として1回のクリックで操作が完了します。Windowsのようにダブルクリックすると同じものが2つ現れてしまいます。で、ワンクリックすると図1-2のようなものが現れます。実はWindowsにもこれと似た機能はあります。コマンドプロンプトと呼ばれていますが、普通のユーザーは操作したことがないでしょう。しかし、今から15年前のパソコンではこれが中心に使われていましたし、今でも多くのLinuxでは重要な役割をはたしています。この#の次にコマンドという呪文のような文字を入力してパソコンにああしろこうしろと命令するためのものです。しかし、呪文を覚えるのは大変だし、一字でも呪文が間違ったら、エラーを出してパソコンはサボろうとしますので、普通の人には使いづらいものなのでWindowsではほとんど使わなくてもいいようにしたのです。Puppyは、Windowsと同じくらいの操作のしやすさを求めているので、決められたことをする限りでは必要ないのですが、少し変わったことをしようとすると必要となることもあります。ここではこれ以上詳しいことは説明しませんので、端末のウィンドウ(rxvt)は閉じてしまいましょう。ウィンドウ左上のペケをクリックすれば閉じます。Windowsと同じです。最小化とか最大化とかもWindowsと同じです。

ILOVEPUPPY1-2a.jpg


1-2 ドライブ編

次は"ドライブ”というものです。これはWindowsの何に相当するかといえば、強いて言えばマイコンピュータでしょうか。これもクリックしてみましょう。図2-1のような画面が現れます。これは、パソコンに接続している記憶装置をリストアップしたものです。上から見ていくと、最初はフロッピーディスクの装置です。Windowsでは通常Aドライブと言われますが、今ではこれの無いものもあります。次は、CD-ROMの装置で、PuppyのCDが入っているはずです。Windowsでは通常D(あるいはE)ドライブと言われます。ここだけ、左側に、フォルダのマークがあって"initrd/mnt/dev_ro2”と書かれています。何のことでしょうか?

ILOVEPUPPY2-1a.jpg


試しにそのフォルダのマークをクリックしてみましょう。図2-2のようなウィンドウが開きました。これはCD-ROMの中身を表わしているのです。このウィンドウは後で説明するRox-Filerというファイル閲覧ソフトで、WindowsのExplorerに相当します。ウィンドウの中身を見ても何が何だかわからないので、今は閉じてしまいましょう。

ILOVEPUPPY2-2a.jpg


さて、CD-ROMの下は何かというと、実はハードディスク(HD)装置なのです。Windowsでは通常CあるいはDドライブと言われます。このパソコンにはWindowsも入っているのですが、それはこのHDに入っています。その他にWindowsで使っていたデータもあるはずです。そういったものも見られるのでしょうか?答えはイエス。しかし、その前にしておくことがあります。
このあたりからLinux特有のややこしい表現が出てきます。最初に出てくるのがマウントとかアンマウントということばです。アンマウントとはマウントしていないということなのですが、では、マウントとはどういうことなのでしょうか。WindowsではパソコンにUSBメモリを差し込めば、直ちに認識されデータを読み出したり書き込んだりすることができました。しかし、Puppyを含むLinuxではそうではありません。パソコンにUSBメモリを差しただけではデータのやりとりはできないのです。データをやりとりするにはマウントという操作が必要になります。具体的には図2-3に示すように、HDのアイコンをクリックするのです。

ILOVEPUPPY2-3a.jpg


すると、図2-4のようになりました。CD-ROMと同じように、左側にフォルダのアイコンができて、"/mnt/hda1 3.1Gの空容量"と表示されました。これで、HD内のデータを見ることができます。

ILOVEPUPPY2-4a.jpg


1-3 Rox-Filer編

ILOVEPUPPY3-1a.jpg


では、早速、HDの中を拝見しましょうか、CD-ROMの場合と同じく左端のフォルダのアイコンをクリックしてみます。図3-1のようなウィンドウが現れました。見覚えのあるフォルダ名があるでしょう。"My Documents"をクリックしてみましょう。図3-2のようになりました。

ILOVEPUPPY3-2a.jpg


なんと、フォルダ名もファイル名も????ばっかりで、なんのことやら分かりません。これはRox-Filerが日本語化されていないためで、日本語化の方法についてはhttp://openlab.jp/puppylinux/howto1.htmlに書かれているので、あとで試してみてください。さて、????ばかりですが、いくつか英語のファイルもありますので、ちょっと見てみましょう。

ILOVEPUPPY3-3a.jpg


"leaflet_edu5.pdf"というファイルがありますね。拡張子からしてPDFの文書のようです。クリックしてみますと図3-3のようなウィンドウが現れました。実はPDFの拡張子に反応して、ePDFViewというソフトが起動したのでした。次は"20050703?????.eml"というファイルにしましょうか。これはWindowsのメールソフトで作った文書をファイルにしたものですが、これはどうでしょうか?クリックするとエラーがでました。(図3-4)

ILOVEPUPPY3-4a.jpg


しかし、ここで諦めることはありません。困ったときの右クリック。アイコンを右クリックしてみます。(図3-4B)

ILOVEPUPPY3-4ba.jpg


"ファイル '200050703'"の右側の矢印の先にいくつかメニューが並んでいます。その中で"テキストとして開く"を選択してみます。図3-5のようになりました。

ILOVEPUPPY3-5a.jpg


Windowsでは拡張子に応じて適用するソフトが大体決まっていて、また、プログラムファイルなんかは普通の人は書き換えられないようにできていて、どうしても、書き換えが必要なときは、拡張子を一時的に.txtに変えた後でメモ帳で開くということをしていましたが、Linuxでは拡張子が何であろうと、無理にでもテキスト文書として開くこともできます。その分、プログラムの修正がしやすいということです。
さて、その次は”DJIA.csv"にしましょうか。しかし、これも何やらちょっとメッセージは出るのですがウィンドウは開きません。右クリックをしてみます。さきほどの"テキストとして開く"をやってみますと、図3-6のようになりました。データの羅列ですが、見にくいですし、このまま計算をすることは不可能です。テキストとして開いたのですから仕方がありませんが、CSV文書はWindowsではエクセルで自動に開くことができました。Puppyにもgnumericという表計算ソフトがあるのですが、これは自動には開けないようです。この文書の開け方は後ほどお教えします。

ILOVEPUPPY3-6a.jpg


さて、ファイル名がわからないので、これ以上、進みようがないのですが、目的とするアイコンをクリックすれば中身を開けることができるのはWindowsと同じです。違いはワンクリックかダブルクリックかということだけです。では、戻るにはどうしたらよいのでしょうか?それにはウィンドウの左端の上向きの矢印をクリックすればよいのです。どうです、元に戻ったでしょう。この上向き矢印というのはもうひとつ上の階層へいくときに使います。
最後に 、図3-4Bのメニューには"テキストとして開く"以外にも色々とあります。いずれもファイルの扱いに関するものです。"リネーム"とか"削除"はHD内の文書に対しておこなうことは問題が生じるおそれがあるので注意してください。CDで起動しただけで、個人設定をしていないPuppyであれば、/mnt以外のフォルダ内の文書であれば再起動で復帰しますので、練習のためにはそちらを使う方がよいでしょう。"Open with"に関しては、後ほど説明します。

1-4 ホーム編

ILOVEPUPPY4-1a.jpg


さて、再び、図2-1の状態に戻りまして、左上の"ホーム”というのをクリックしてみましょう。(図4-1)7つのフォルダがあります。その中に"my-documents"てのがありますね。HDにあったやつでしょうか?クリックしてみます。しかし、どうも違うようです。そういえば、さっきは"My Documents"でしたが、これは"my-documents"で綴りが少し違います。別物ですね。しかし、"ホーム”というのは何のことなのでしょう。実は図4-1は"root"というフォルダの中身なのです。rootというのもLinux特有のことばで、”特別な権限を持っているユーザー”というくらいの意味で、WindowsXPとかVISTAの”管理者”にあたります。他のLinuxではrootは特別扱いですが、Puppyではrootを意識することはあまりありません。このrootのフォルダというのも初めのうちはいじることもないでしょう。
しかし、ここはどこなのでしょうか?左上の上向き矢印で一つ上に行ってみましょう。(図4-2)

ILOVEPUPPY4-2a.jpg


14個のフォルダがありますが、よく分からない英語の略字のような名前ばかりです。Linuxというのはどうも文字を省略したがるようで、こういう略字の英語をよく使います。もう少しわかりやすくできないものでしょうかね。ともかく、その中の"mnt"というのをクリックしてみましょう。(図4-3)

ILOVEPUPPY4-3a.jpg


ここは少しはわかりやすいでしょうか?"cdrom"てのがありますね。CD-ROMの中身のことでしょうか?クリックしてみると、あらら空っぽです。(図4-4)

ILOVEPUPPY4-4a.jpg


floppyていうのをクリックすると、メッセージが出ました。(図4-5)

ILOVEPUPPY4-5a.jpg


実はフロッピードライブには何も入っていないのでデータを読み出せないのです。ここはcancelをクリックして脱出です。再び図4-3に戻って、フォルダを次々と開けてみても中身は空っぽです。その中にhda1というのがありますね。ここを開けてみましょう。(図4-6)

ILOVEPUPPY4-6a.jpg


中身がありました。しかも、見覚えがありませんか?これは図3-1と同じではないですか。試しに"My Documents"を開けてみると、(図4-7)????ばかりですが、図3-2と同じですね。ここで、ウィンドウの左端を見てください。"/mnt/hda1/My Documents"と書かれています。これは、フォルダとかファイルの住所を表わしているのです。最初は必ず/で始まります。住所のことをLinuxでは”ディレクトリ”と言ったりします。

ILOVEPUPPY4-7a.jpg


例えれば、mnt県hda1市My Documents町というような感じです。だから、この左上の住所さえ見ていれば迷子にはならないはずです。ところで4-1では左上に”〜”なんて印でした。ここはrootのフォルダの中なのに、/rootではありませんでした。/rootということもありますが、〜といったりもします。どうしてなのか私にはわかりません。それから"ホーム”というアイコンの名前ですが、長く使っていると別の場所に”home"という住所(ディレクトリ)も出てきますので、ちょっとどうかと思います。

1-5 検索編

ここまでで、フォルダとかファイルをいちいち見てゆくことができるようになりました。しかし、いくつもあるファイルをいちいち見てゆくのは骨が折れます。Windowsのファイル検索みたいな仕組みはないのでしょうか?Puppyにはいくつかあります。よく使われるのは"Pfind"でしょう。Pfindを出すには、左下隅の"メニュー"をクリックします。(図5-1A)

5-1A.jpg

           図 5ー1A

いくつか項目が現れますので、上から5つ目の"ファイルシステム"にカーソルを合わせますと右側にまたいくつか項目が現れますので、その中から下から3つ目の"Pfind ファイル検索"というのをクリックします。すると図5-1のような小さなウィンドウが出てきました。

ILOVEPUPPY5-1a.jpg


これで、全てのファイルからファイル名をキーワードで検索できます。ファイルの中に含まれている文字をキーワードとするとか、場所や期間を指定して検索するには、”高度な”というボタンをクリックするとできます。ここでは"wpa_suppicant"というコトバを含むファイルを探してみます。中央に"wpa_suppicant"と書いて、検索ボタンを押し、しばらく待つと、結果が一覧となって出てきます。(図5-2)

ILOVEPUPPY5-2a.jpg


全部で6件と出ています。ちゃんと住所も出ていますから、その住所をたよりに”ホーム”から目的地に行くことも可能ですが、ここでは一足飛びに目的地に行く方法をお教えしましょう。例えば、一番上の"/etc/wpa_supplicant.conf"にいくとしましょう。まず、"/etc/wpa_supplicant.conf"の行をクリックして選択した上で、左側の"選択”というボタンをクリックすると、メニューが示されます。"開く”、”・・・で開く”、”テキストとして開く”、”場所を示す”、”プログラムを実行する”等々。(図5-2B)

5-2B.jpg

           図 5ー2B

例えば、"開く”を選択すると図5-3のようになりました。一気に目的地の中身に到達したわけです。

ILOVEPUPPY5-3a.jpg


1-6 アンマウント編

さて、ここまで、パソコンのHDの中を見たりしてきたわけですが、さすがに、HDをパソコン使用中に取り外したいという人はいないでしょうが、USBメモリなんかは取り外したりすることもあるでしょう。WindowsでもUSBメモリとかを外すにはそれなりの操作が必要でしたが、Puppyではどうでしょうか?初めに述べたようにデータをやりとりするにはマウントという操作が必要でしたが、取り外すには逆にアンマウントする必要があります。どうするのかというと、マウントするときにクリックしたボタンをもう一度クリックしてやればよいだけです。例えば、図2-4の状態で、HDのアイコンをクリックするのです。これで図2-1の状態に戻ります。こうなったら取り外し可能ということです。さすがに、PC内蔵のHDを取り外すというのは大変ですが、....。

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